無性に牡蠣が食べたくなった。でも季節はもう初夏を迎えているので、岩牡蠣を食べにオイスターバーに出かけた。
一応、最近入手した、キノプティックのCマウントの25mmをGH1に付けて。
このレンズ、海外ではマクロ・スイーターの36mm F1.1と同じくらいの価格で取引されているのだが、日本ではアンジェニューやケルンの大口径レンズより人気がないようである。日本では、どうも大口径のレンズに人気が集中するようである。
オイスターバーについて、宮崎産と岩手産の岩垣をオーダー。もちろん忘れてはいけないのが、シャブリ。ラッキーなことにオリビエ・ルフレーブのシャブリ・ヴィエーユ・ヴィーニュ(老樹からとれたもの)がフェアで安くなっていたので迷わずこれもオーダー。
ほんとシャブリは、牡蠣のためにあるようなワイン。シャキーンとした火打ち石のようなミネラル香で相性は抜群!
2枚とも 絞り F2.8 ISO400
さすが、アポクロマート仕様のためか、カラーバランスはニュートラルで色の滲みもない。透明感があり、シズル感もよく出ている。シネレンズの大口径のホァーッとした描写もいいけれど、シャキッとした描写も写真らしくて、新鮮な感じがした。
同じキノプティックのErax-16 32mm F1.9(アリマウント)が、落ち着いた色調だけれど、それとは対照的な発色の良さだ。発色の差はあるにせよどちらもボケ味は、パーフェクト!と思えるくらい滑らか。キノプティックのボケ味は、輝度の高いものが背景に入っても、あまり玉ボケにならず、カタチをきっちり残してボケてくれる。しかも二線ボケと遭遇することはないと言っても過言ではないくらい。
それにこのレンズ、Cマウントでありながら、イメージサークルも広くマイクロフォーサーズのGH1でもケラレるどころか、周辺光量落ちも一般のレンズと変わらないくらい。