トミオカ光学のレンズといえば、55mm F1.2が有名だが今回取り上げるレンズは、21mm F3.5の広角レンズ。55mm F1.2よりもかなりレアでほとんど見かけることができないレンズだ。
“TOMIOKA”銘が刻まれているのは、多分、55mm F1.2、60mm Macro F2.8とこの21mm F3.5だけだと思う。
1ヵ月ほど前にCanon EOS 5D MarkII を購入したが、まだ実際に持ちだしていなかったので、トミオカの21mmと55mm2本、それにローデンストック ヘリゴン、シュタインハイル キノンを持ちだして撮影した。
以下は、新宿御苑で撮影した写真。
絞りF8
周辺光量落ちがよく分かるように空と芝生の地面を入れてみたが、フルサイズでも若干落ちているくらいで、あまり気にならない程度。
絞り F5.6 白い花はハクモクレン
絞り開放 F3.5 最短距離で撮影
絞り F5.6
この写真ではゴーストはでていないが、太陽が入るとほぼゴーストがでる。まぁコーティングが古いので仕方のないところか。それにこの径に合うフードを付けたところケラレるようだったので、フードをしていないのも原因かもしれないが、多分フードをしてもゴーストはでると思う。
解像力は、開放でも満足のいくレベルはあるよで、フレアっぽくならずにコントラストも良好なようだ。