久しぶりにアンジェニューのレンズで撮影してみた。このレンズ、まだブログで紹介していなかったからだ。近所の花屋さんで撮影したものが中心。
Cマウントの75mmだから、マイクロフォーサーズのGH1に付けると、150mmの望遠になる。焦点距離が100mmを越えてくると、近影だとバックのボケが大きくなり、レンズの特長がでにくくなる。もちろんこのアンジェニューも例外ではなく、とっても優等生的な写りをする。
開放でも、結構シャープに写るし、ボケ味も同じCマウントの25mm F1.4や15mm F1.3のようにリングボケのような感じではなく、とてもきれいにボケる。
上の写真は、みな開放で撮影した。ご覧のとおり、発色が良く結構シャープに写る。ボケ味も素直だし。
絞りを変えて撮影。上からF2.5,
4.0、8.0
どの絞り値がいいですか?私は、一番下のF8まで絞ったものがいいかなぁと思います。あまり大きくぼかすと、特長がなくなるから。アンジェニューのボケ味でいちばんおいしいところは、ちゃんとカタチが分かるくらいのボケだと思う。
だから、この焦点距離だと、F8くらいまで絞った方がよいと思う。
もう一枚、F8まで絞った写真。
このちゃんと輪郭が分かる程度のボケ味が、アンジェニューの最大の魅力だと思う。境界線が滲むように馴染んでとても美しいボケ味だからだ。